「コネクテッドカー」と「SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)」が自動車市場に与える影響_IDTechEx Webinar
2023年12月11日
Lucy Rogers
ソフトウェア・デファインド・ビークルとは、ソフトウェア・アプリケーションやサービスを通じてカスタマイズ、更新、拡張が可能な車両のことです。コネクテッドカーやSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)は、ソフトウェアとコネクティビティの両方を活用することで、運転手や同乗者に新たなレベルの利便性、パーソナライゼーション、機能性を提供するだけでなく、自動車メーカーやサービス事業者が収益や顧客ロイヤルティを生み出すための新たな機会をもたらします。しかしSDVは、サイバーセキュリティ、データプライバシー、規制といった重大な課題やリスクも抱えています。SDVはモビリティと輸送にどのような未来を切り拓くのでしょうか?また、SDVの導入・開発における主な推進要因と障壁は何でしょうか?
コネクテッドカーは、新機能だけでなく、V2X技術による安全性の向上や渋滞の緩和、車のサステナビリティ向上も実現しうるものです。Wi-Fi規格(DSRC/ITS-G5)かセルラー規格(C-V2X)のいずれかを用いるV2X技術は、専用に割り当てられた電磁スペクトル領域を利用することで、低遅延のV2V(Vehicle to Vehicle:自動車と自動車間)通信やV2I(Vehicle to Infrastructure:自動車と道路周辺のインフラ機器間)通信が可能となります。V2Xの導入は地域の規制やその安全技術がNCAP(新車アセスメントプログラム)の対象となるかどうかに大きく左右され、このことはV2Xが世界的に普及するうえで大きな課題となっています。
本ウェビナーでは、IDTechExの テクノロジーアナリスト James Falkinerが、が最新調査をIDTechExの分析を紹介します。
<開催概要>
開催日時: 2023年12月14日(木) 11時もしくは19時から30分間
開催方法:オンライン
参加費:無料(事前登録制)
当日取り上げる項目(変更になる場合があります)
- SDV の定義と分類、および従来車両との違いについて
- SDVの主な機能と利点(OTAアップデート、車載決済、AI搭載デジタルアシスタント、インフォテインメントなど)
- コネクテッドカーの技術と用語紹介
- 中国、米国、欧州、日本、韓国、インドのV2X技術に関連する主要地域規制
- V2Xエコシステムの主なプレーヤーとパートナーシップ
- コネクテッドカーとSDVの現在の市場規模と普及予測
IDTechExは関連するする調査レポートを12月に発行しました。
本無料ウェビナー(英語)は、この調査レポートからの抜粋で行われます。
後日、使用した資料も提供します。
問合せ先
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